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唐破風の風情ある外観はもちろん、雑多な館内も歌舞伎座のいいところです。劇場としては狭いホール、一幕見席も入れると実質4階建なのにエレベーターもないという不便さ。ところが、食事処や売店はあちこちに設けられていて、食欲・物欲・買物欲が刺激される仕掛け。まったく関係ない服やバッグまで売ってて、???だけど、「遊びに来てるんだから、いいんじゃな〓い」という雰囲気が面白いんです。
3階では狭い通路に鯛焼きのお店が。香ばしく甘い香りが漂い、縁日のよう。これぞ、歌舞伎座名物「めでたい焼」です。紅白の白玉入りの特別バージョン。初めて食べたのですが、皮はパリッと、北海道産あずきを使った餡はほどよい甘さで、白玉のモチモチ感がアクセントになって、なかなか美味しい。友達と半分こしても食べごたえがありました。
確か夏は、モナカアイスのお店に変身するんですよね・・・建て替えが決まり、2013年には高層ビルに生まれ変わる歌舞伎座。機会があれば、また名残を惜しみたいと思います(今年1月から「さよなら公演」が始まってますが、来年の4月まで続くんですよね。その商魂たくましさも、歌舞伎座らしくて笑っちゃいます(^_^)
☆歌舞伎座限定「めでたい焼」
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鯛焼きの雄姿はコチラで。箱入りのお土産もあるんですが、今の時季は品薄な模様・・・
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