イケアはなぜ「理念」で業績を伸〓ばせるのか
2014-12-23


※2014.3.11にUPした記事ですが、追記が増えた場合、TOPに来ることがあります。

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東日本大震災の前から取材を進めていた本がついに完成しました! スウェーデン発祥の家具チェーン「イケア」を取り上げた本で、3月18日より順次発売されます。

イケアは北欧テイストのデザインと低価格が特徴。9500アイテムもの商品が並ぶ巨大店舗はまるでテーマパークのよう。スウェーデン料理が気軽に楽しめるレストランや託児施設もあり、家族連れが過ごしやすい場所として人気を集めています。一方、セルフサービスによる買物スタイル+運びやすい組立式家具で徹底したコスト削減を図り、順調に業績を伸ばしてきました。2013年は過去最高の売上を達成しています。

世界26カ国で300を超えるストアを持ち、グループ全体で約14万人が働くグローバル企業ですが、フルタイマー(いわゆる正社員)とパートタイマーを同列に扱い、勤務時間に応じた福利厚生制度が認められているetc.日本企業とは違う人事制度と価値観を重視した独得の採用方針で、求心力のある強い組織づくりに成功しています。

その源泉は、創業者のイングヴァル・カンプラード氏(88歳の今なお、最高顧問を務めるグループの象徴的な存在)が掲げた企業理念。事業の拡大だけでなく、社会的な使命や社員の幸せをも追求していく経営方針は、かつての日本企業と共通するものがあります。スウェーデンの松下幸之助のような方だ!と感じました。

現在、日本国内には6つの店舗(千葉・神奈川・神戸・大阪・埼玉・福岡)があり、4月10日には東京都初出店となる立川ストアがオープンします。今年7月には仙台(秋の予定が前倒しに)、来年以降は広島、前橋、愛知、北海道への出店が予定されています。

26カ国で「同じ理想」を追求し、成長を続けるイケア。社員の方々へのインタビューを通してその強さの秘密を探りました。少子高齢化・グローバル化が進む社会に対応する示唆がたくさんあり、経営面から見たワークライフバランス本としても読んでいただけると思います。ご興味のある方はぜひ一度、手に取ってみてくださいませ。

●イケアはなぜ「理念」で業績を伸〓ばせるのか (PHPビジネス新書)
著者:立野井一恵
発行:PHP研究所

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