フリーランスのためのおしゃべりサロン第93回(幽霊画展&谷中ビアホール)
2020-09-22


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暑さ寒さも彼岸まで…の言葉通り、だいぶ秋めいてきました。さて、「フリーランスのためのおしゃべりサロン(略称:FOS)」では、猛暑まっさかりの先月、納涼企画「お寺で幽霊画を見て谷中ビアホールで夕涼み♪」を開催しました。

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幽霊画展の会場は谷中にあるお寺「全生庵」。「牡丹灯籠」etc.の作品で知られる明治の落語家、三遊亭圓朝のコレクションを中心に毎年、8月の1カ月間のみ、開催されています。一度、見たいと思っていましたが、なかなか機会がなく、今回はお散歩の会etc.でお世話になっている日本地政研究会の磯野康孝さんにナビゲートしていただきました。

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本堂に向かう階段を昇ると左手が会場です。毎年、三遊亭圓朝のコレクションほか、30幅ほどが展示され、作品はその年によって変わります。今回は、近年、発見された鏑木清方の幽霊画、柳家小さん師匠寄贈の伊藤晴雨の作品、円山応挙作と伝えられる幽霊画etc.を見ることができました。応挙がルーツと言われる足のない幽霊は、空中に浮いている表現で、幽霊画というジャンルは日本独特なもの…なのだそうです。

ギシギシ鳴る木の床は情緒がありましたが(^_^;) 幽霊画自体はおどろな感じはなく、独得の構図と繊細なタッチに見入ってしまいました。もともとは魔除けの意味で描かれ、家を守る意味もあったとか。磯野さんによれば、幽霊画展は人気があって例年はkなり混雑しているそうですが、新型コロナの影響か、人はそれほど多くなく、最後は私たちグループの貸し切り状態。ゆっくり見られました。

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販売している幽霊画クリアファイルとポストカード

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圓朝が描いた骸骨の絵のうちわ(右)をいただきました。

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全生庵は、幕末・明治維新の際、国事に殉じた人々の菩提を弔うために山岡鉄舟が建立したお寺です。鉄舟と圓朝のお墓もお詣りしました。

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黄金に輝く観音像の下は合同の納骨堂になっています。

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