フリーランスの教科書
2013-01-29



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寒中お見舞い申し上げます。支払調書がパラパラ届き始めました。また確定申告の季節がやってきます。何年やってもどんよりした気分になりますが、駆け出しの頃は特に、なんでこんな面倒なコトしなきゃいけないのー!と叫びたくなりますよね。

・・・というわけで、編集協力させていただいた新書のご紹介です。タイトルは「フリーランスの教科書」。20代30代をターゲットにした「星海社新書」の1冊です。

フリーランスになったばかりの編集者の「僕」が、税理士の見田村元宣先生社会保険労務士の内海正人先生に、契約、税金、保険、年金についてレクチャーを受ける・・・という設定で、フリーランスになったら押さえておきたい基礎知識がザックリわかる構成です。会話形式で進んで行くので、さらっと気軽に読んでいただけますよ。こちらで一部「試し読み」ができます。

私自身もそうでしたが、最初は仕事をこなすことに精一杯で、フリーランスとサラリーマンの違いについて、よくわかっていません。税金、保険・年金など、1つ1つの制度はいちおう理解できるんだけど、自分がどういう立場になったのか、意外とわかってないんです。学校を出て社会人になるまで基本的にはずっと組織の一員なので、「自分ですべて引き受ける」ことの意味がピンと来ていないのですよね。勤めていた時は全部、会社におまかせで、税金をいくら納めているか、考えたこともなかったですものー。

続けていくうちに、「えっ、私って法律的には自営業の個人事業主で、ライフスタイル的には在宅ワーカー&SOHOで、いまで言うノマドワーカーってヤツだったりもするわけ?」と気づいたり(苦笑)。自営業者向けの本はいろいろ出ていますが、商店のように仕入れや棚卸しがなく、減価償却の対象も少ない場合、しっくりくる本がなかなかナイんですよね。

「フリーランスの教科書」は、フリーランスとサラリーマンがどう違うかを比較しながら、確定申告の仕方だけにとどまらない全体的な情報を盛り込んでいます。ライター、デザイナ〓、編集者、カメラマン、イラストレーター、翻訳者、プログラマーetc.、人を雇わず、1人でスタートできる業種が対象です。

ベテランの方には今更ですが、フリーになったばかりの方、青色申告にこれからチャレンジする方、そして、いずれ会社を辞めて独立しようと考えているサラリーマンのあなたにもぴったり。ぜひ「最初の1冊」としてお役立てください!

●フリーランスの教科書
著者:見田村元宣(税理士)&
内海正人(社会保険労務士)

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