とうとう彼女に会えました! そう、“オランダのモナリザ”こと「真珠の首飾りの少女」です。私にとっては14作品目のフェルメールになりました。代表作と言われる絵なので、やっぱり人気がありますね。混雑しているようですが、金曜日の夜間は比較的空いていました(ちなみに行ったのは7月の終わり・・・これまた今更)。
映画も見たし、美術番組でもよく紹介されるので、ターバンの青とか、真珠のイヤリングに目が行くかと思ったら、やっぱり実物は違います。色とか光線より、なんといっても印象的なのは、彼女の“視線”でした。絵の前にいる間じゅう、じっと見つめられているような、そしていったん目があうと、彼女の目がずっと追いかけてくるような不思議な魅力があります。
ワリに地味な雰囲気なのも意外でした。ただ、専用の列に並んだダンナ(この絵の前だけ専用通路ができてます。いったん入ると10〓数十分は出られないので注意!)によると、だんだん近づいていき、左から右へ移動したとたん、キラキラと輝くような美しい色彩が目に飛び込んで来て、「この絵はこの角度で見ないとダメなのか!」と思った瞬間があったそうです。戻れないのを悔しがっていました。
今日はこの絵だけでいいという彼と違い、σ(^_^)は並ぶのが嫌いなので、囲いの最前列で、なるべく他の方の邪魔にならないようにしながら、じっくり鑑賞しました。どっちの見方をするかは、人それぞれでしょうね。
フェルメールの絵はもう1枚あって、最初期の作品「ディアナとニンフたち」も別のコーナーに飾られています。これは
2008年の美術展で見ましたが、フェルメールっぽくない宗教画です。他にはレンブラントの自画像や静物画etc.。この時代のオランダ絵画は明るく、貿易で栄えた国のパワーみたいなものが感じられて好きです。
ミュージアムショップで笑ったのがミッフィーのコスプレ人形。なんと真珠の耳飾りをしています。しかし、彼女にとってコレは耳飾りなのか? それとも頬飾り? こんなのOKしちゃうなんて、ブルーナさん、太っ腹だなあ(^_^;) しかし、ミッフィーこけしは正統な可愛さでちょっと欲しくなりました。
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